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WIXOSS TCG レビュー
2014年7月3日 アニメ・マンガカードゲーム好きとしては見逃せない久々の大ヒットカードゲーム、ウィクロス。
手に入れて数回プレイしてみましたので恐れながらレビューしてみたいと思います。
ちなみにパックを購入できていないので、バランス云々に関しては触れてますが、実際の環境に関してはよく理解していません。
優勝デッキが結構バラけているなー程度です。
○WIXOSS TCGとは
デュエルマスターズで有名なタカラトミーがデュエマとは違う客層を狙い発売した、いわゆる萌系のカードゲームです。
巷に溢れているアニメとコラボしていたり、半分萌系半分カッコイイ系みたいな中途半端な萌系カードゲームではなく、ある意味ストイックにオリジナルの萌系を貫き通しているところが独特。
大人気で現在品薄だとか。
○ルール
デュエルマスターズのシールド制に、ヴァンガードの戦闘スタイルを取り入れたようなルール。
よくある色分けで、白緑青黒赤となっております。
独特なのはドローが毎ターン2枚であることと、初期デッキ40枚以外に10枚別のデッキを用意すること。
その10枚はほぼ手札のように使えるマジックを入れておくことが出来る。
・1ターン2枚ドロー
かなり珍しいこのルール。
ありそうで少ないです。
少なくとも俺はこれまでこのルールのTCGをプレーしたことはありません。
このゲームはモンスターを出すのにマナコスト使わない上、3枚まで出すことが出来るので、マジックを使うために使うマナをチャージする事を考慮すると2枚というのは丁度いい感じでした。
ゲーム全体を見ての利点としては、何よりデッキがほとんど使いきれること。
解りやすくデッキ構築の腕が試されることになると思います。
そして、高い確率で理想の動きが出来ます。
もちろん序盤の事故等はあると思いますが、マリガンもあるルールですのでやはりそこは構築の腕の見せ所ってやつですね。
悪い点はハンデスが若干つらいこと。
まぁたいした問題ではありません。
・メインデッキ以外に用意する10枚のデッキ
ほとんどの場合このデッキの半分はルリグというヴァンガードでいうヴァンガードカードの立場に占領されます。
それでも5枚程度は呪文を入れることが出来ます。
現在のカードプールでは選択肢はそう多くはなりませんが、それが逆に何の呪文を相手がその限られた枠に入れていて、いつ狙ってくるのか等、読み合いを激しくしています。
打つ側としてもいつでも打てるのでタイミングが難しく、考える余地が生まれ面白くなっています。
○対戦
基本的にはメインのヴァンガード的ポジションのカードを育てながら、7枚のシールドをつぶして、相手に直接攻撃を決めるという流れ。
3枚までしかクリーチャーポジションのカードは出せないのですが、召喚酔いもないので壮絶な殴り合いとなります。
毎ターン妨害なくルリグはシールドを殴りにいけるので、ゲーム自体のテンポも決着がつくのも早いです。
対戦中に考えることとしては、当然マナの管理と10枚デッキの魔法を使うタイミング、そして何よりデッキの残りカードと数ターン先です。
他のカードゲームでもデッキの残りカードと数ターン先を考えるのは当たり前ですが、いつでも使えるマジックがあることと、毎ターンの殴り合い、そして毎ターン2ドローという点がこの二つの点をさらに深くしています。
常に数ターン先のことを考え、デッキに何が残っているかを考えなければ、すぐに動きが破綻してしまいます。
他のカードゲームと違い、マナが使ったら墓地に行ってしまい次のターンから溜めなおしになるので、一度タイミングを間違えればそのミスをゲーム終了までズルズル引きずることになります。
さらに毎ターン2ドローのおかげで、デッキに何が残っているのか、マナを使うカードをどれくらいの確率で引くのかを考えなければいけません。
しかもゲームスピードが速くお互い激しい殴り合いですぐにシールドがなくなるので、判断ミスがそのまま敗北につながります。
かなりスリリングかつ、考える点の多いルールとなっていますね。
○デッキ構築
まだカードプールが少ないので、構築に幅はあまりありません。
そしてデッキをほぼ使い切るという性質上、デッキに遊びが無いのが残念な点です。
まだスターターを買ってルールを理解した程度ですので明言は出来ませんが、ここから先デザイナーズデッキが強くなるような気がします。
ドローが多く、ゲームテンポが早いカードゲームですので、大げさに言えばデッキ自体が手札みたいなようなものなのです。
ちょっと面白いカードがあるからピン挿ししてみるか、見たいな事をするとそのカードが完全に邪魔になってくる可能性も。
そして、ルリグの存在。
基本的に使っているルリグにあったカードを使わなければなりません。
用は新しいデッキを組もうとなると、そのルリグを揃えさらに回りのカードを揃えとカードに融通が利かないのでかなり手間とお金がかかることになります。
全体を通して構築にはあまり自由度を感じないですね。
コンボとかも公式が用意したようなつながりしか見いだせなさそうです。
○まとめ
絵柄は萌系、ルールは解りやすく、デッキ構築はほぼデザイナーズ。
しかも販促アニメ。
まぁどのような層を狙ったかすごく解りやすいカードゲームで本来なら俺は個人的に苦手な方なのですが、圧倒的対戦のスリリングさで帳消しにされました。
普通に面白いです。
すごくシビアな1打点の取り合い。
スターター同士の対戦ですら毎回ひやひやさせられます。
この先やっていくならカード全部覚えるくらいの勢いで行かないと厳しいレベルですね。
ただ問題はここからどういったカードが出てくるのか。
対戦がシビアで、デッキ構築に遊びが無い分、下手なカードが出るとこのバランスをぶち壊しにしてしまう可能性も大いにあります。
デュエマのほうでも何度かやらかしているタカラトミー。
その失敗をどう生かしてくるかが見物ですね。
余談。
○パック
まだ購入できていないのですが、どうやらMTG方式のレアリティだそうで。
シングル高騰にはなっていないみたいですね。
そのうち神話レア的ポジションとか出ちゃうんだろうか…。
デュエマのダブルVすらもうあきれるレベルですので、こっちではやらないで欲しいですね。
手に入れて数回プレイしてみましたので恐れながらレビューしてみたいと思います。
ちなみにパックを購入できていないので、バランス云々に関しては触れてますが、実際の環境に関してはよく理解していません。
優勝デッキが結構バラけているなー程度です。
○WIXOSS TCGとは
デュエルマスターズで有名なタカラトミーがデュエマとは違う客層を狙い発売した、いわゆる萌系のカードゲームです。
巷に溢れているアニメとコラボしていたり、半分萌系半分カッコイイ系みたいな中途半端な萌系カードゲームではなく、ある意味ストイックにオリジナルの萌系を貫き通しているところが独特。
大人気で現在品薄だとか。
○ルール
デュエルマスターズのシールド制に、ヴァンガードの戦闘スタイルを取り入れたようなルール。
よくある色分けで、白緑青黒赤となっております。
独特なのはドローが毎ターン2枚であることと、初期デッキ40枚以外に10枚別のデッキを用意すること。
その10枚はほぼ手札のように使えるマジックを入れておくことが出来る。
・1ターン2枚ドロー
かなり珍しいこのルール。
ありそうで少ないです。
少なくとも俺はこれまでこのルールのTCGをプレーしたことはありません。
このゲームはモンスターを出すのにマナコスト使わない上、3枚まで出すことが出来るので、マジックを使うために使うマナをチャージする事を考慮すると2枚というのは丁度いい感じでした。
ゲーム全体を見ての利点としては、何よりデッキがほとんど使いきれること。
解りやすくデッキ構築の腕が試されることになると思います。
そして、高い確率で理想の動きが出来ます。
もちろん序盤の事故等はあると思いますが、マリガンもあるルールですのでやはりそこは構築の腕の見せ所ってやつですね。
悪い点はハンデスが若干つらいこと。
まぁたいした問題ではありません。
・メインデッキ以外に用意する10枚のデッキ
ほとんどの場合このデッキの半分はルリグというヴァンガードでいうヴァンガードカードの立場に占領されます。
それでも5枚程度は呪文を入れることが出来ます。
現在のカードプールでは選択肢はそう多くはなりませんが、それが逆に何の呪文を相手がその限られた枠に入れていて、いつ狙ってくるのか等、読み合いを激しくしています。
打つ側としてもいつでも打てるのでタイミングが難しく、考える余地が生まれ面白くなっています。
○対戦
基本的にはメインのヴァンガード的ポジションのカードを育てながら、7枚のシールドをつぶして、相手に直接攻撃を決めるという流れ。
3枚までしかクリーチャーポジションのカードは出せないのですが、召喚酔いもないので壮絶な殴り合いとなります。
毎ターン妨害なくルリグはシールドを殴りにいけるので、ゲーム自体のテンポも決着がつくのも早いです。
対戦中に考えることとしては、当然マナの管理と10枚デッキの魔法を使うタイミング、そして何よりデッキの残りカードと数ターン先です。
他のカードゲームでもデッキの残りカードと数ターン先を考えるのは当たり前ですが、いつでも使えるマジックがあることと、毎ターンの殴り合い、そして毎ターン2ドローという点がこの二つの点をさらに深くしています。
常に数ターン先のことを考え、デッキに何が残っているかを考えなければ、すぐに動きが破綻してしまいます。
他のカードゲームと違い、マナが使ったら墓地に行ってしまい次のターンから溜めなおしになるので、一度タイミングを間違えればそのミスをゲーム終了までズルズル引きずることになります。
さらに毎ターン2ドローのおかげで、デッキに何が残っているのか、マナを使うカードをどれくらいの確率で引くのかを考えなければいけません。
しかもゲームスピードが速くお互い激しい殴り合いですぐにシールドがなくなるので、判断ミスがそのまま敗北につながります。
かなりスリリングかつ、考える点の多いルールとなっていますね。
○デッキ構築
まだカードプールが少ないので、構築に幅はあまりありません。
そしてデッキをほぼ使い切るという性質上、デッキに遊びが無いのが残念な点です。
まだスターターを買ってルールを理解した程度ですので明言は出来ませんが、ここから先デザイナーズデッキが強くなるような気がします。
ドローが多く、ゲームテンポが早いカードゲームですので、大げさに言えばデッキ自体が手札みたいなようなものなのです。
ちょっと面白いカードがあるからピン挿ししてみるか、見たいな事をするとそのカードが完全に邪魔になってくる可能性も。
そして、ルリグの存在。
基本的に使っているルリグにあったカードを使わなければなりません。
用は新しいデッキを組もうとなると、そのルリグを揃えさらに回りのカードを揃えとカードに融通が利かないのでかなり手間とお金がかかることになります。
全体を通して構築にはあまり自由度を感じないですね。
コンボとかも公式が用意したようなつながりしか見いだせなさそうです。
○まとめ
絵柄は萌系、ルールは解りやすく、デッキ構築はほぼデザイナーズ。
しかも販促アニメ。
まぁどのような層を狙ったかすごく解りやすいカードゲームで本来なら俺は個人的に苦手な方なのですが、圧倒的対戦のスリリングさで帳消しにされました。
普通に面白いです。
すごくシビアな1打点の取り合い。
スターター同士の対戦ですら毎回ひやひやさせられます。
この先やっていくならカード全部覚えるくらいの勢いで行かないと厳しいレベルですね。
ただ問題はここからどういったカードが出てくるのか。
対戦がシビアで、デッキ構築に遊びが無い分、下手なカードが出るとこのバランスをぶち壊しにしてしまう可能性も大いにあります。
デュエマのほうでも何度かやらかしているタカラトミー。
その失敗をどう生かしてくるかが見物ですね。
余談。
○パック
まだ購入できていないのですが、どうやらMTG方式のレアリティだそうで。
シングル高騰にはなっていないみたいですね。
そのうち神話レア的ポジションとか出ちゃうんだろうか…。
デュエマのダブルVすらもうあきれるレベルですので、こっちではやらないで欲しいですね。
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